【2024年最新】 《稀少本》日本のやきもの鑑定入門

《稀少本》日本のやきもの鑑定入門
矢部 良明
東京美術
定価: ￥ 2000+税

#矢部良明 #本 #芸術／写真・工芸

室町時代までは緩慢な動きを示していた日本のやきものは、桃山時代に入ると目覚ましい活躍を見せる。
その桃山時代の陶芸の活性化を促進したのは、茶の湯の大流行であった。創作茶道具を求める茶人たちに応えるために、革新的なやきものが生まれ、その予熱は江戸時代前期にまで及んだ。
また、江戸時代初頭に伊万里焼が初めて上質の磁器を創始することで、世界に通用する優秀なやきものを送り出していった。
〈第２章「近世の陶磁器」より〉

目次
はじめに
序章　やきもの鑑定の基礎知識
　土器／三彩／黒釉陶器／青磁／白磁／染付／色絵

第一章　六古窯
六古窯の壺／時代による六古窯の展開／別格の瀬戸焼／備前の茶道具／信楽・丹波の茶道具／伊賀の茶道具
●鑑定入門1　古備前─窯変による景色の違い
●鑑定入門2　古瀬戸─釉薬でわかる時代
コラム（1）須恵器窯から猿投窯へ
コラム（2）須恵器窯から珠洲焼・備前焼へ

第二章　近世の陶磁器
楽焼／美濃焼（瀬戸黒・黒織部・黄瀬戸・志野・織部）／唐津焼（高麗茶碗と奥高麗・瀬戸唐津・絵唐津）／朝鮮唐津の広がり／薩摩焼／京焼（野々村仁清・尾形乾山・古清水・江戸後期を飾る四人）／伊万里焼（初期伊万里・輸出伊万里・柿右衛門様式・古九谷様式）／金襴手／鍋島焼
●鑑定入門3　楽焼の見方─道入と光悦
●鑑定入門4　美濃焼─志野の高台を見る
●鑑定入門5　美濃焼─黄瀬戸と織部
●鑑定入門6　唐津焼と高取焼─叩き技法
●鑑定入門7　萩焼─茶碗の形
●鑑定入門8　仁清─銘を見る
●鑑定入門9　乾山─銘と箱書
コラム（3）キズの修理
コラム（4）ヨーロッパ人が好んだユニークな金襴手
コラム（5）ヨーロッパが写した柿右衛門様式
コラム（6）景徳鎮が写した伊万里金襴手
やきものギャラリー〈一〉幕末染付

第三章　明治─現代の作家
明治-昭和（技巧美の展開）／大正-昭和（民藝の展開／昭和（伝統工芸の展開）／昭和後期-現代（前衛陶芸の展開）
●鑑定入門10　魯山人─箱書と銘
●鑑定入門11　箱書の重要性
やきものギャラリー〈二〉人気の器─印判手─
やきものギャラリー〈三〉人気の器─蕎麦猪口─
おわりに



美品

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